メニュー

学術集会会長挨拶

第12回 全国学術集会 会長あいさつ

ご参加の皆さまへ

特定非営利活動法人 日本医師事務作業補助者協会
第12回全国学術集会
会長 中村 アツ子
(独立行政法人 労働者健康安全機構 大阪ろうさい病院 医事課 日本医師事務作業補助者協会 大阪府支部 支部長)

平素より日本医師事務作業補助者協会の活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。また、全国各地より多くの演題登録と参加申し込みをいただき、心より感謝申し上げます。
2008年度診療報酬改定により、医師事務作業補助体制加算が創設され15年目を迎えます。実務者の配置は医師がより専門性を必要とする業務に専念するために必要不可欠とされる一方で、継続した教育体制や雇用形態に関しては整った環境といえる施設は多いとはいえず、離職者が多いのも事実です。このような状況の中で、2022年団体名称を「日本医師事務作業補助者協会」と改称し、実務者の知識や技能の専門性をより一層高め、職業としての地位を確立することを目指しております。
本学術集会は、各施設での日ごろ工夫した取り組みを発表いただき、参加者の皆さまに共有いただくことで、臨床支援士としての存在価値を継続的に高め、職業人として発展し続けることを目的に開催しております。
実務者の皆様はコロナ禍を経験し、より一層チーム医療の一員であると認識し、業務に取り組んでこられたことと思います。これまでの臨床支援士は「医療に関する知識や事務作業のスキル、コミュニケーション力」を求められました。これからの臨床支援士は得た知識やスキルを活かした上で自らの存在価値を示し、学習ニーズや目標を掲げ、向上し続けるために自らの考えをしっかりと持つこと、チームの一員として考え行動することが必要であると考えます。そこで、第12回全国学術集会のテーマを『臨床支援士のidentityの確立~「自分ごと化」による主体的発展を目指して~』とさせていただきました。
臨床支援士一人ひとりが、組織のため、自分自身のために「自分事」として業務に取り組めるようになるため「自分ごと化」について皆さまと考えたいと思います。
最後になりましたが、本学術集会の開催に際しまして、多大なるご支援やご協力を賜りました多くの関係者様および諸団体の皆さまに心より感謝申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME